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KCインフォメーション No.667

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京都府中小企業団体中央会メールマガジン
KCインフォメーション No.667 2024/02/20

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         中小企業者のためのポータルサイト!!
            www.chuokai-kyoto.or.jp
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 組合運営等でお困りの事、組合等連携組織に関するご相談は、中央会まで
お気軽にお電話下さい。

   ■本部事務所 075-708-3701
   ■北部事務所 0773-76-0759

================【目次】===============

◎京都府中央会からのお知らせ
(1)研修会「中小企業の経営に活かすDXとAIの可能性について」
 ⇒ http://www.chuokai-kyoto.or.jp/whatsnew/20240228aidxkensyuukai.pdf

◎中小企業団体情報連絡員報告(令和6年1月度)
(2)京都府の景況
   ~前月同様、景況感は足踏み状態または悪化~

◎政策・施策・補助金等情報
(3)LPガス・特別高圧電力利用事業者経営改善支援事業費補助金の募集に
   ついて                        《京都府》
 ⇒ https://www.pref.kyoto.jp/sanroso/news/20240209lptokkou.html
(4)賃上げに取り組む経営者の皆様へ          《経済産業省》
  (中小企業向け賃上げ促進税制)
 ⇒ https://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/zeisei/syotokukakudai.html

◎関係機関等からのお知らせ
(5)京都・知恵アントレ大賞2024応募受付中   《京都商工会議所》
 ⇒ https://www.kyo.or.jp/s/120500/

================【本編】===============

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎京都府中央会からのお知らせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(1)研修会「中小企業の経営に活かすDXとAIの可能性について」

 中小企業がDXをどのように経営に活かしていくか、また、AIの可能性に
ついて理解を深め、これからの経営に繋げ役立てていくことを目的に標記の研
修会を2月28日(水)に開催致します。

■開催日時:令和6年2月28日(水)14:00~16:00

■開催場所:京都経済センター 6階「6-D会議室」
      (京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町78番地)

■開催内容:
 テーマ 「中小企業の経営に活かすDXとAIの可能性について」
 講 師 立命館大学大学院 テクノロジー・マネジメント研究科
     教授 博士(工学) 名取 隆 氏

■参加申込:令和6年2月26日(月)17:00まで

■参加費:無料

■お問合せ・お申込み:京都府中小企業団体中央会
 連携支援課 鹿島・西井
 TEL 075-708-3701
 FAX 075-708-3725

■お申込方法ほか、詳細は以下をご覧下さい。
 ⇒ http://www.chuokai-kyoto.or.jp/whatsnew/20240228aidxkensyuukai.pdf

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎中小企業団体情報連絡員報告(令和6年1月度)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(2)京都府の景況
   ~前月同様、景況感は足踏み状態または悪化~

 前月同様に、多くの業界で景況感は足踏み状態または悪化となった。中小企
業を取り巻く経営環境に不安材料が山積する中、特に、人手不足、人材確保は
喫緊の経営課題となっているものの、効果的な解決策がなかなか見出せずに苦
慮している状況が窺える。一部では、ダイハツ工業の不正問題、能登半島地震
の影響が見られた。

┏───┓
│製造業│
┗───┛
・繊維工業  =事業所ごとに状況は異なるものの、諸物価の高騰の中で和装
        需要の低迷が続き、先行きが見通せない状況となっている。
        分業工程を担う職人は後継者が確保できず年々高齢化の一途
        を辿っており、このままでは受注があっても、それに応じた
        ものづくりができない深刻な状況となっている。
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
・出版、印刷 =昨年11月以降、一層厳しい状況が続いており、業況は二極
        化が進んでいるように感じる。
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
・鉄鋼、金属 =ダイハツ工業の問題が間接的に影響を与えて受注停滞となり、
        設備操業度については70%の企業が低下となった。これに
        より収益状況は60%の企業が悪化した。
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
・一般機械等 =部材調達難を背景に先行手配・見込生産を図り対応したなか、
        受注減に至り発生した過剰在庫の調整のため設備操業度が低
        下した。半導体に加え電線・ケーブルの調達難が発生してお
        り苦慮している。
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
・その他製造業=パン・菓子製造業では、現在は、原材料の価格が安定してき
        ており、少し収益も回復してきたようである。労働力不足が
        続いており困っている。プラスチック製品製造業では、今月
        は例年の如く売上は増加傾向にあったが、この状況が続くよ
        うにも見えず、まだら模様の感が強い。

┏────┓
│非製造業│
┗────┛
・卸売業   =繊維・衣服等卸売業では、全国百貨店売上高は、円安による
        インバウンド需要の増加や商品の値上げなどにより22カ月
        連続でプラスで推移している。一方、製造業や卸売業では、
        価格の上昇などにより小ロットの商いとなり売上の回復に至
        らない。国内の消費マインド向上を後押しする施策が望まれ
        る。
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
・小売業   =食肉小売業では、1月の1週目は商品の販売も伸びたが、中
        旬、後半に向け売れ行きが鈍化した。年始も昨年並みであっ
        たが、後半は消費疲れのような感じで高価格の商品は販売が
        鈍った。人手不足は相変わらず深刻な状況である。家電小売
        業では、組合員の高齢化に伴う廃業が後を絶たない状況が続
        いている。家電製品の販売状況も昨年秋以降は芳しくない。
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
・商店街   =正月明けからは外国人観光客数も大幅に減少している。ただ
        し、春節の影響もあってか中国からの観光客が目立つ。都心
        部での観光客等によるごみの放置問題対応として、通信機能
        付きごみ箱の話題提供があり、当商店街でもごみの問題は懸
        念事項となっており、引き続き都心部商店街共通の課題とし
        て、設置に向けてのメリットやデメリットを含め動向を注視
        していきたい。
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
・サービス業 =宮津天橋立地区では、本年元旦に発生した能登半島地震の風
        評のため、カニの季節にもかかわらず海に近い宿泊施設は津
        波等被災を恐れ客数は減少したようだ。また、後半は大雪の
        ため例年に比べ稼働は良くなかった。
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
・建設業   =業界全体は昨年からの資材高騰の影響が続いている。今後、
        新築物件は省エネ基準への適合義務化に対応するため、住宅
        価格が上がる可能性がある。一方で、空家が増えていること
        から、状態が健全な時期に適切なリフォームがされることが
        望ましい。特に、耐震性の確保は喫緊の課題である。
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
・運輸    =新年早々の地震や航空機事故により、新年ならではの高揚感
        はそがれてしまったようで、タクシーの売上も予想以上に悪
        くなってしまった。タクシー乗務員不足に端を発したライド
        シェア問題について、京都も東京や神奈川と同様、全国に先
        駆けて日本版ライドシェアの実験場となる方向である。吉と
        出るか凶と出るか、今後のタクシーの行く先を占う挑戦であ
        る。

【全国の中小企業団体情報連絡員報告(令和5年12月)】
 https://www.chuokai.or.jp/index.php/8281/

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◎政策・施策・補助金等情報
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(3)LPガス・特別高圧電力利用事業者経営改善支援事業費補助金の募集に
   ついて                        《京都府》

 LPガス・特別高圧電力の価格高騰等の影響により、厳しい経営状況にある
府内の中小企業者の事業継続と経営改善を目的として、省エネ設備・機器やシ
ステム導入に取り組む事業者を支援するため、「LPガス・特別高圧電力利用
事業者経営改善支援事業費補助金」の募集を開始します。

■受付期間:令和6年2月14日(水)~8月30日(金)
 申請状況により受付期間内であっても、早期に受付終了する場合があります。

■補助対象者:京都府内に事業所等を有している、次のいずれかに該当する者

・LPガス
 LPガス販売事業者とLPガス(ただし、日本産業規格で定めるLPガス規格
 第2種の自動車用燃料は除く。)の販売契約を締結している中小企業者

・特別高圧電力
  京都府内の事業所等で特別高圧を受電するために、自ら小売電気事業者等
 と契約する中小企業者

  代表する者が小売電気事業者等と特別高圧の受電を契約し、当該契約に基
 づき、相応の電気料金に相当する額の分担により、京都府内の事業所等で電
 力を使用する中小企業者のうち、製造業を営む者

■補助率、補助限度額:
 LPガス   補助率 4分の3以内 上限20万円 下限2万円
 特別高圧電力 補助率 4分の3以内 上限1千万円 下限10万円

■補助対象期間:補助金の交付決定日~令和7年1月31日(金)

■詳細は以下のHPをご覧ください。
 ⇒ https://www.pref.kyoto.jp/sanroso/news/20240209lptokkou.html

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(4)賃上げに取り組む経営者の皆様へ          《経済産業省》

 政府では、事業者の積極的な賃上げを後押しするため、一定の賃上げを実施
した場合に、賃上げ額の一部を法人税などから控除できる「賃上げ促進税制」
を措置しています。
 このたび、物価上昇に負けない持続的な賃上げの実現に向け、本税制が幅広
い事業者にとって使いやすいものになるよう、大幅な強化が行われます。強化
後の税制は、国会での成立後、令和6年4月1日以降に開始する事業年度にお
いて適用されることとなっています。
 経済産業省では、一者でも多くの事業者に本税制を活用いただき、賃上げに
チャレンジいただきたいと考えております。
 ご不明な点等ございましたら、以下の連絡先までお問合せください。

(参考リンク)
・中小企業向け賃上げ促進税制
 https://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/zeisei/syotokukakudai.html
・大企業向け賃上げ促進税制
 https://www.meti.go.jp/policy/economy/jinzai/syotokukakudaisokushin/syotokukakudai.html

■本件のお問い合わせ先
(中小企業向け)
 中小企業庁事業環境部企画課
 TEL 03-3501-1511(内線5231)
(大企業向け・中堅企業向け)
 経済産業省経済産業政策局産業人材課
 TEL 03-3501-1511(内線2671)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎関係機関等からのお知らせ
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(5)京都・知恵アントレ大賞2024応募受付中   《京都商工会議所》

 これまでにない発想や技術で未来を切り拓き、世界へ羽ばたくアントレプレ
ナーを発掘・選定し、サポーター企業や産業支援機関とともに全力で支援しま
す。成長意欲あふれる創業10年以内のスタートアップからのご応募をお待ち
しています。

■応募締切:令和6年3月26日(火)17:00メール必着

■表  彰 大賞:1社、優秀賞:2社程度、特別賞:1社程度

■受賞特典
・資金支援(活動助成金総額600万円)
・マッチング支援(サポーターによる社会実装支援等)
・プロモーション支援(表彰式等)

■サポーター
NTT西日本、オムロン、キャビック、京セラ、サムコ、三洋化成工業
JR西日本、JTB、島津製作所、SCREENホールディングス
大丸京都店、宝ホールディングス、東映太秦映画村、トーセ、ナカライテスク
NISSHA、日本新薬、堀場製作所、村田製作所
リーフ・パブリケーションズ、ワコールホールディングス(社名50音順)

■お問合せ先:京都商工会議所 特別プロジェクト推進室
       TEL 075-341-9755 E-mail spj@kyo.or.jp

■申込・詳細は以下サイトをご覧下さい
 ⇒ https://www.kyo.or.jp/s/120500/

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 発行:〒600-8009 京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町78番地
          京都経済センター3階
          京都府中小企業団体中央会 総務情報課 
    TEL  075-708-3701
    FAX  075-708-3725
    URL  http://www.chuokai-kyoto.or.jp
    MAIL soumu@chuokai-kyoto.or.jp

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